CircleCI Performance プラン
このドキュメントでは、開発者の皆様にご利用いただいける Performance プランについてご案内します。
Performance プラン
Performance プランでは、さまざまなリソースクラスに対して毎月一定のクレジットが提供され、ビルドの設定や実行環境に基づきご自身でカスタマイズしていただけます。
ご利用いただけるネットワーク使用量が増えるだけでなく、Free プランに加えて下記のような様々な機能をご利用いただけます。
IP アドレスの範囲機能の利用
IP アドレスの範囲機能により、制限された環境へのアクセスを IP アドレスに基づいて設定することができます。 この機能を有効にしたジョブのトラフィックは、ジョブの実行の際は指定したいずれかの IP アドレスを使用するようになります。
この機能に関する詳細は、IP Ranges のページをご覧ください。
追加のリソースクラス
Docker、 Linux、 Windows、および macOS 上で大きなマシンサイズのご利用が可能です。 コンピューティングタイプや実行環境別の追加リソースクラスを使用すると、CPU およびメモリの上限を拡大することが可能です。
これらのリソースに関する詳細は、Executors and Images のページをご覧ください。
同時実行数の増加によるキューイングの削減
同時実行のセクションで説明するように、ワークフロー内でより多くのジョブを同時に実行することができます。
拡張可能なユーザーシート数
プランには一定のアクティブユーザ数が含まれています。 クレジットを使用して、ユーザーを追加することができます。 クレジットが足りない場合は、追加ユーザ分のクレジットを月単位で購入できます。 このプロセスにより、ビルドアクティビティに合わせてクレジットパッケージを拡張することが可能です。
セルフホストランナーの追加
セルフホストランナーの数が大幅に増え、お客様のインフラストラクチャ上でより多くのジョブを実行することができます。 詳細はセルフホストランナー のページをご覧ください。
ストレージ保存期間のカスタマイズ
CircleCI Web アプリでは、アーティファクト、ワークスペース、キャッシュプロジェクトのストレージ保存期間のカスタマイズが可能です。 これにより、それぞれのオブジェクトタイプの保存方法をお客様のプロジェクトに最適な方法に設定することができます。 ストレージ保存期間を短くすると、月々のコストを下げることができます。
サポートオプションの追加
SLA を介した追加サポート(利用時間と日数の制限あり) の利用やサポートパッケージのアドオンが可能です。 Performance プランでは、 コミュニティフォーラム、 サポートポータル、および チケットベースのグローバルサポート もご利用いただけます。
CircleCI の機能
上記のアップグレード機能に加え、Performance プランでは下記の機能もご利用いただけます。 クレジット数、含まれるリソースクラス、主要機能、サポートについての詳細は 料金設定のページを参照してください。 CPU、メモリ、ネットワークとストレージ、および実行環境におけるコンピューティングタイプのクレジットの使用量の詳細については リソースクラスの機能のページを参照してください。 以下の機能はすべてのプランでご利用いただけます。
プライベート Orb
CircleCI Orb は、共有可能な設定パッケージであり、組織全体で様々なチームが使用できるプライベートで標準化された設定を作成していだけます。 チームやグループ間で安全に共有できるプライベート Orb を、数に制限なくご利用いただけます。
プライベート Orb に関する詳細は、Orbの概要 をご覧ください。
同時実行
同時実行は、ワークフローにおいて複数のテストを同時に実行できる機能です。 この強力な機能により、ビルド時間を削減し、フィードバックサイクルを短縮することができます。
セルフホストランナー
CircleCI ランナーにより、お客様のインフラを使用してジョブを実行できるため、お客様の環境をより詳細に制御することができ、さまざまなアーキテクチャでのビルドとテストを柔軟に行うことができます。
CircleCI ランナーの使用方法の詳細については、CircleCI ランナーの概要 を参照してください。
結果の不安定なテストの検出
ワークフローの失敗による平均消費時間は約 30 分です。 不安定なテストを検出することで、ビルドやワークフローにかかる時間を大幅に短縮できます。 失敗したテストや不安定なテストのトラブルシューティングに役立つ高度なインサイトをご利用いただけます。
不安定なテストの詳細については、Test Insights を参照してください。
Docker レイヤーキャッシュ
ワークフローで常に Docker イメージを使用する開発者にとって、 Docker イメージのビルドにかかる時間の短縮は考慮すべき重要な要素です。 Docker イメージのビルドがお客様のCI/CD プロセスにおける日常作業である場合、Docker レイヤーキャッシュ(DLC) の使用をご検討ください。 DLC により、ジョブの実行に使用する実際のコンテナには影響を与えずにジョブ内で作成されるイメージレイヤーが保存されます。 Docker のパフォーマンスを活用して迅速にビルドできるよう効率化機能が設計されています。
Docker レイヤーキャッシュの詳細は、Enabling Docker Layer Caching を参照してください。
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