macOS への CircleCI セルフホストランナーのインストール
このページでは、CircleCI セルフホストランナーを macOS にインストールする方法を説明します。
このページはセルフホストランナーのインストールの続きです。 下記の手順を進めるには、既存の名前空間とリソースクラスが必要です。 これは、https://app.circleci.com/[CircleCI Web アプリ] で Self-Hoseted Runners に移動して実行できます ( Web アプリのインストールのドキュメントを参照)。 また、 CLI もご使用いただけます。 |
CircleCI セルフホストランナー設定ファイルを作成する
CircleCI エージェントを実行するユーザーを選択します。 以下の手順では、選択するユーザーを USERNAME
としています。 USERNAME
は、エージェントがインストールされるマシンのユーザーのことであり、CircleCI アカウントのユーザー名では_ありません_。
大文字で記載されたパラメーターを適切な値に置き換えて、下記のテンプレートを完成させます。 完成したら、launch-agent-config.yaml
として保存します。
api:
auth_token: AUTH_TOKEN
# CircleCI Server の場合 url に CircleCI Server のホスト名を設定します。 例:
# url: https://circleci.example.com
runner:
name: RUNNER_NAME
command_prefix : ["sudo", "-niHu", "USERNAME", "--"]
working_directory: /tmp/%s
cleanup_working_directory: true
logging:
file: /Library/Logs/com.circleci.runner.log
CircleCI セルフホストランナー設定ファイルをインストールする
CircleCI セルフホストランナー設定ファイルの保存ディレクトリを root
として作成します。
sudo mkdir -p '/Library/Preferences/com.circleci.runner'
先程作成した launch-agent-config.yaml
をディレクトリにコピーし、権限を`600` に変更します。
sudo cp "launch-agent-config.yaml" "/Library/Preferences/com.circleci.runner/launch-agent-config.yaml"
sudo chmod 600 "/Library/Preferences/com.circleci.runner/launch-agent-config.yaml"
launchd .plist
を作成しインストールする
com.circleci.runner.plist
ファイルを作成します。 Vim でファイルを作成する場合、コマンドにはプレフィックス sudo
が必要になるのでご注意ください。 ファイルへのパスは、/Library/LaunchDaemons/com.circleci.runner.plist
になります。 所有者を root
に、権限を 644
に設定します。
sudo chown root: /Library/LaunchDaemons/com.circleci.runner.plist
sudo chmod 644 /Library/LaunchDaemons/com.circleci.runner.plist
下記を新しく作成した `/Library/LaunchDaemons/com.circleci.runner.plist`ファイルにコピーします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
<key>Label</key>
<string>com.circleci.runner</string>
<key>Program</key>
<string>/opt/circleci/circleci-launch-agent</string>
<key>ProgramArguments</key>
<array>
<string>circleci-launch-agent</string>
<string>--config</string>
<string>/Library/Preferences/com.circleci.runner/launch-agent-config.yaml</string>
</array>
<key>RunAtLoad</key>
<true/>
<!-- ランナーは実行状態を維持する必要があります -->
<key>KeepAlive</key>
<true/>
<!-- ランナーによるリソースの使用が macOS で制限されないようにする設定です-->
<key>ProcessType</key>
<string>Interactive</string>
<!-- 失敗時または更新後にランナーを再起動する頻度を増やします -->
<key>ThrottleInterval</key>
<integer>3</integer>
<!-- ランナーがシャットダウンするまで 10 分間待機します (ランナー自体はタスクが完了するまで待機します) -->
<key>ExitTimeOut</key>
<integer>600</integer>
<!-- ログの出力とローテーションの設定はランナー固有のものを使用します -->
<key>StandardOutPath</key>
<string>/dev/null</string>
<key>StandardErrorPath</key>
<string>/dev/null</string>
</dict>
</plist>
launchd
サービスを有効にする
これで、サービスをロードできます。
sudo launchctl load '/Library/LaunchDaemons/com.circleci.runner.plist'
これまでに有効化手順を実行したことがある場合、下記の既存サービスをアンロードする必要があります。 |
sudo launchctl unload '/Library/LaunchDaemons/com.circleci.runner.plist'
Referencing your self-hosted runner on a job
After setting up your self-hosted runner, you will need to reference it on a job by setting some fields in your .circleci/config.yml
file. The fields you must set for a specific job to run using your self-hosted runners are:
-
machine: true
-
resource_class: your-namespace/your-resource
Here is a simple example of how you could set up a job:
version: 2.1
workflows:
testing:
jobs:
- runner
jobs:
runner:
machine: true
resource_class: your-namespace/your-resource
steps:
- run: echo "Hi I'm on Runners!"
The job will then execute using your self-hosted runner when you push the config to your VCS provider.
サービスの実行状態を確認する
プリインストールされている macOS アプリケーション、コンソール*を開きます。 このアプリケーションでは、*ログレポート*で CircleCI エージェントのログを閲覧することができます。 リストから com.circleci.runner.log
というログを探します。 このファイルは、*ライブラリ > ログ に移動しても見つけられます。
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