CircleCI Server v3.x のメトリクスと監視
CPU やメモリの使用率などのメトリクス、および内部メトリクスを使用すると以下が可能になります。
-
インシデントや異常な動作の迅速な検出
-
コンピューティング リソースの動的なスケーリング
-
インフラ全体の問題をさかのぼって把握
メトリクスの収集
スコープ
CircleCI Server では、システムのヘルス状態の監視や、システムの問題のデバッグに役立つ各種メトリクスとログをデフォルトで収集します。
データは最大 15 日間保持されます。 |
Prometheus のメトリクスの収集範囲は、CircleCI Server のみに限定されていません。 デフォルトでは、クラスタ全体からメトリクスを収集します。 必要に応じて、KOTS 管理者コンソールの [Config (設定)] から Prometheus を無効にできます。 |
Prometheus
Prometheus は、Kubernetes 用の優れた監視およびアラート システムです。 CircleCI Server 3.x には、一般的なパフォーマンス メトリクスの監視が実装されています。
この機能は、KOTS バージョン 1.65.0 - 1.67.0 で 破損しています。 この機能に依存している場合は、この問題が解決されるまで、KOTS のバージョンをアップグレードしないことをお勧めします。 |
KOTS 管理者 - メトリクス グラフ
デフォルトでは、Prometheus インスタンスは CircleCI Server と一緒にデプロイされます。 デプロイ後、Prometheus インスタンスのアドレスを KOTS 管理者コンソールに追加できます。 KOTS ではこのアドレスを使用して、クラスタに含まれるコンテナの CPU とメモリ使用率のグラフデータを生成します。
The default Prometheus address is http://prometheus-server
KOTS ダッシュボードの [Configure graphs (グラフの設定)] を選択します。 Then enter http://prometheus-server
and KOTS generates resource usage graphs.
Telegraf
CircleCI Server 上で実行されるほとんどのサービスは、サーバーで実行されている Telegraf ポッドに StatsD メトリクスを報告します。 この設定は完全にカスタマイズ可能で、https://docs.influxdata.com/telegraf/v1.17/plugins/#output-plugins[出力プラグイン]を介して、Telegraf でサポートされている任意の出力先に Telegraf のメトリクスを転送できます。 デフォルトでは、Prometheus で収集するためのメトリクスエンドポイントが提供されます。
Telegraf から Datadog へのメトリクスの転送
以下に、Telegraf から Datadog にメトリクスを出力する構成方法の例を示します。
-
管理コンソールダッシュボードを開いて、メニューバーの [Config (設定)] を選択します。
-
[Observability and monitoring (オブザーバビリティと監視)] の下にある [Custom Telegraf config (Telegraf カスタム設定)] を見つけます。 編集可能なテキストウィンドウがあり、CircleCI Server の Telegraf メトリクスを転送するためのプラグインを設定できます。
-
Datadog に転送する場合は、以下のコードを追加します。 ただし、
my-secret-key
は自身の Datadog API キーに置き換えてください。[[outputs.datadog]] ## "my-secret-key" を Datadog API キーに置き換える apikey = "my-secret-key"
詳細については、https://docs.influxdata.com/telegraf/v1.17/plugins/#output-plugins[Influxdata のドキュメント]を参照してください。
ドキュメントの改善にご協力ください
このガイドは、CircleCI の他のドキュメントと同様にオープンソースであり、GitHub でご利用いただけます。 ご協力いただき、ありがとうございます。
- このページの編集をご提案ください (最初に「コントリビューションガイド」をご覧ください)。
- ドキュメントの問題点を報告する、またはフィードバックやコメントを送信するには、GitHub で issue を作成してください。
- CircleCI は、ユーザーの皆様の弊社プラットフォームにおけるエクスペリエンスを向上させる方法を常に模索しています。 フィードバックをお寄せいただける場合は、リサーチコミュニティにご参加ください。
サポートが必要ですか?
CircleCI のサポートエンジニアによる、サービスに関する問題、請求およびアカウントについての質問への対応、設定の構築に関する問題解決のサポートを行っています。 サポートチケットを送信して、CircleCI のサポートエンジニアにお問い合わせください。日本語でお問い合わせいただけます。
または、サポートサイトから、サポート記事やコミュニティフォーラム、トレーニングリソースをご覧いただけます。

CircleCI Documentation by CircleCI is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 4.0 International License.