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Condé Nast International が デジタル コンテンツの グローバル公開プロセスを CircleCI で効率化した方法

31 の市場と 2.4 億人の読者に対応するため、共通ツール セットを構築

CircleCI 導入前の課題

Condé Nast International は 110 年以上の歴史を持ち、世界中で一流雑誌の発行、流通を手がける著名な出版社です。Vogue は 24 か国/地域で発行、Wired は Wired ItalyWired UKWired Japan など各国版を発行、GQ は 20 か国/地域で発行しているほか、Vanity FairArchitectural DigestGlamour なども複数の国や地域で発行しています。

Condé Nast International 社の雑誌は数十年にわたって業界をリードしてきました。しかし、同社のテクノロジー手法やテクノロジー スタックは、国ごと、場合によっては各国の雑誌ブランドごとに異なっており、それぞれで独自 Web サイトや CMS が運用されています。 Condé Nast のデジタル コンテンツは 11 市場と 62 サイトで展開されており、読者は世界中で 15 億人以上。コンテンツ提供の面でテクノロジー運用上の手間が多重に発生しており、大規模な改善が求められていました。

Condé Nast International 社リード プラットフォーム エンジニアの James Sewell 氏は次のように語っています。「当社は世界中で出版事業を展開していますが、それぞれの出版媒体が独自のテクノロジー スタック、Active Directory、CMS、フロントエンドを使用していました。 スタイルも独自、 記事内容も独自、コンテンツも独自のものでした。 そこで、世界各地で 20 回も別々の作業をすることなくすべてを 1 度で済ませられるようにすることを目標としました」

ソリューション

同社のインフラストラクチャ/DevOps チーム所属ソフトウェア エンジニア、Emily Atkinson 氏は、次のように語っています。「以前なら、この種の問題は解決がとても難しかったでしょう。しかし現在では、コンテナ化、Kubernetes、Docker などのオープンソース テクノロジーが登場し、世界中に普及しています。そのため、基盤となるハードウェア上で抽象化を行い、この問題を解決できるようになりました。 Kubernetes クラスタの構築方法を展開先に応じて変えなければならないこともありますが、クラスタを利用する開発者の作業方法を統一できます。 つまり、デプロイ先のクラスタが Alibaba、AWS、GCP のどれであっても、開発者のデプロイ エクスペリエンスを揃えることができるのです。 また、実行するツール セットも全チームで共通化しました。各地の開発チームに、ほぼ同じ機能セットを提供するとともに、 デプロイ/リポジトリ ツールを一元化しました。 クラスタと同様に、開発者が使用するツール スタックを統一したのです」

「雑誌記事の公開プロセスでは、コンテンツを世界中で共有できるよう、インターフェイス、データベース、パターンの一本化を進めています。 たとえば、GQ India 向けに執筆された記事を、CMS 基盤が同じである GQ UKGQ US でも公開できる体制を整えています。 以前は、アセット一式を文字どおり丸写しして世界各地にメールで送るという、非効率的な共有方法でした」

「当社はこのインフラストラクチャをすべて CircleCI でデプロイしています。 世界中に多数の拠点を構えていますが、 VPN や基盤ネットワークの変更も、Kubernetes クラスタのスケーリングも、すべて CircleCI で対応できます。 たとえば、あるエンジニアが変更をコミットしプル リクエストを作成したとしましょう。まずは CircleCI によって完全なテスト スイートが実行され、世界中の各クラスタに対するその変更の影響のレポートが返されます。 次に、レビュー担当者がレポートをすぐに確認して、『東京の本番環境で動作に問題がありそうなので、修正します』とコメント。 修正が終わり問題なくマージできる状態になると、エンジニアが変更をマスターにプッシュします。すると、CircleCI パイプラインで自動的に追加のステップが実行され、グローバルに変更がロールアウトされるのです」

CircleCI を選んだ理由

「CircleCI は、当社のグローバル オートメーションにおけるハブであり、頭脳です。 当社では CircleCI を、9 つの Kubernetes クラスタへのデプロイと、 継続的デリバリーおよび移行に使用しました。 マーケット オンボーディング担当チームでは、とても面白い取り組みをしています。1 つのアプリケーションについて、さまざまなユーザーに合わせてカスタマイズしたバージョンを 12 個作成しているのです。 CircleCI のパイプラインを活用して、12 個のバージョンそれぞれについてビルド、テスト、公開、バリデーション、デプロイを行っています。 一方で、非常に標準的な処理を行う CircleCI パイプラインもあります。アプリを開発したら、パイプラインでビルド、公開、デプロイ、コンポーネント テスト、結合テスト、本番環境へのデプロイ、スモーク テストという一連の処理を行っています。 この他にも、cron ジョブを使用したバックアップや、毎日 1 回実行する必要のあるタスクにも CircleCI が利用されています」

「CircleCI は幅広い用途に対応しています。 当社が CircleCI と緊密な関係を築いている理由はそこにあります。CircleCI は非常に多くのことをうまくこなすための力となるのです」

「CircleCI を導入してわかったメリットはまだあります。私たちインフラストラクチャ チームが、他のあらゆる媒体のエンジニアリング チームとコラボレーションできるようになったことです。現在では、エンジニアリング チームと CircleCI を共有し、ニーズに合ったパイプラインの開発を任せるようにしています。 私たちは、各チームがパイプラインをカスタマイズして最大限に効率化できるよう、直接的にサポートしています。 このような体制を構築できた要因の 1 つが、コンサルティングです。 CircleCI は、DevOps マインドセットの促進に役立つ貴重なツールです。 CircleCI パイプラインの構成を決めるのは、アプリケーションのコード開発者ではありません。パイプライン開発者と、GitOps スタイルの YAML 設定ファイルを記述したコード ベースです。 そこで、パイプライン開発のサポートを必要としているチームに対して、私たちが問題を解決するのではなく、将来を見越して自力での問題解決を支援しています。 チームによっては、今後新しい地域に進出したり、新しい S3 バケットにコードを配置したりする必要性が生じることもあるでしょう。そうした場合に備え、各チームが自力で解決できるようにサポートしているのです。 現在では、各自のスキルが日に日に高まっており、私たちが手取り足取りサポートする必要もなくなりました」(Atkinson 氏)


James Sewell 氏
「当社はこのインフラストラクチャをすべて CircleCI でデプロイしています。 世界中に多数の拠点を構えていますが、どんな変更を加えるときにも、 CircleCI で対応できます」

James Sewell 氏
Condé Nast | リード プラットフォーム エンジニア

Emily Atkinson 氏
「CircleCI は当社のグローバル オートメーションにおけるハブであり、頭脳です。」

Emily Atkinson 氏
Condé Nast | ソフトウェアエンジニア


Condé Nast

Condé Nast International (CNI) は、ロンドンに本社を置き、VogueGQVanity FairWiredAD をはじめ、30 以上の一流誌を紙媒体とデジタル媒体で発行しています。 31 市場で事業を行っており、読者は世界中の 2.5 億人以上にのぼります。

言語

JavaScript
Node.js
GoLang
HCL
Python
Java

スタック

Kubernetes
Fastly
Helm

チームの人数

250

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