アップグレードの前に
CircleCI Server v3.x の What’s new で、今回のリリースのアップグレードに関する注意事項をご確認ください。
バージョン 3.2.2 の What’s New
注意事項
- ワークフローの再実行 のエンドポイントは、
accepted
メッセージではなくワークフロー ID を返すようになりました。
修正点
- TLS は
frontend
の外側で終了するため、frontend
コンテナから SSL サーバーを完全に削除しました。 - デフォルトの証明書ロジックを KOTS から Helm に移動しました。
- Server v3.x で使用されるビルドエージェントイメージのバージョンを修正しました。 以前のイメージは、ランナーで問題が発生していました。
既知の問題
- Machine Executor を使用するジョブの SSH による再試行では、プライベート IP アドレスが表示されます。 このため、Machine Executor を使用するジョブの SSH での再試行は、プライベートなインストールでは標準的に機能しますが、パブリックなインストールでは、VPC に VPN を使用するなどして、表示されたプライベート IP にアクセスできるようにする必要があります。
- 現在、一つの CircleCI Server アカウントで、複数の組織が同一名のコンテキストを持つことが可能です。 これは、エラーや予期せぬ動作を引き起こす可能性があるため、お控えください。
- CircleCI 1.0 のビルドはサポートされていません。 1.0 のビルドを実行しようとした場合、問題の原因を示すようなフィードバックはアプリケーション上に表示されません。 ビルドを実行しても何も表示されない場合は、CircleCI CLI を使用して、プロジェクトの設定を確認し、考えられる問題の原因の詳細情報を得るようユーザーに伝える必要があります。
- プロキシ内にインストールしている場合、KOTS 管理者コンソールはアップグレードされません。 プロキシ設定が削除され、KOTS 管理者コンソールが壊れる原因になります。
- プロキシ内にインストールしている場合、ランナーは使用できません。
- Let’s Encrypt の証明書を生成できません。 独自の証明書を用意するか、デフォルトの証明書を使用する必要があります。
Server 3.x のインストール、移行、運用についての詳細は、ドキュメントをご覧ください。