アップグレードの前に
CircleCI Server 4.0 リリースノートで、今回のリリースのアップグレードに関する注意事項をご確認ください。
バージョン 4.0.3 の What’s New
変更点
- CircleCI 設定ファイルの
checkout
ステップについて、~/.ssh/known_hosts
に GitHub のホストキーを追加しました。 また、GitHub の RSA SSH キーの変更にあわせて、追加済みのホストキーを更新しました。 GitHub.com を利用しているお客様は、インストール済みの CircleCI Server のプロジェクトで更新前のホストキーをハードコーディングしている場合、それらのキーを更新する必要があります。
既知の問題
- 3.x から 4.x に移行する場合、ワークフロー設定の移行プロセスが
init
job として実行されます。この移行プロセスが完了するまで、workflows-conductor-event-consumer
ポッドとworkflows-conductor-grpc-handler
ポッドを起動できなくなります。 大規模な PostgreSQL データベースを使用している場合は、この点を踏まえて移行を計画してください。 移行にかかる時間は、workflow-conductor
ポッドをスケーリングすることで短縮できます。 - Vault の稼働時間が 1 か月を超えると、クライアントトークンが更新されなくなる場合があります。
- Machine Executor を使用する場合に SSH 接続でジョブを再実行しようとすると、プライベート IP アドレスがアドバタイズされます。 このため、Machine Executor を使用するジョブの SSH での再試行は、パブリック環境では標準どおりの動作になりますが、プライベート環境では、 VPC に VPN 接続するなどして、アドバタイズされたプライベート IP にアクセスできるようにする必要があります。
- CircleCI 1.0 のビルドはサポートされません。 CircleCI 1.0 のビルドを実行した場合、ビルドが実行されないうえ、アプリ画面上でエラーなどが表示されません。 お使いの環境でビルドを実行しても、アプリ画面にビルドが表示されない場合は、CircleCI 1.0 の設定ファイルを用いている可能性があるため、CircleCI CLI を使用して問題の原因を調査することをおすすめします。
Server 4.0 のインストール、移行、運用についての詳細は、CircleCI ドキュメントをご覧ください。