CircleCI と Travis CI の比較

CircleCI は Travis CI と同様にシンプルながら、より強力で柔軟性の高い機能を提供しており、小規模なプロジェクトからエンタープライズ規模まで幅広くスケーリングすることができます。

すべてのプロジェクトを高速にビルド

CircleCI ではオープンソース プロジェクトをサポートすると共に、キュー時間に影響が及ばないよう、有料プランと無料プランの両方のユーザーに十分なリソースを割り当てています。また、各種の料金プランをご用意しているため、プロジェクトの種類を問わず、Linux プロジェクトや iOS プロジェクトにおけるチームのニーズに合わせて CPU と RAM を選択できます。一方で、Travis CI を使用しているチームは、ビルドの待ち時間が長いこと、リソースを調整できないこと、ビルドを高速化するためにローカル マシンを使用することなどに不満を感じています。

ワークフローによる完全な制御をチームの手に

CircleCI は、開発プロセスのスケーリングとカスタマイズを検討しているチームのニーズに応えます。ジョブを機能ごとに分割することで、ジョブをいつどのように構成するかをチームで決定し、ビルドの一部をオーケストレーションできます。ワークフローをカスタマイズすることにより、ジョブ ステージ全体でアーティファクトを保持したり、ブランチでフィルタリングしたり、承認ジョブのスケジュールを設定したりできます。

効率化に役立つ共有コントロールとワークスペース

CircleCI では組織レベルでの一元管理が可能なため、プロジェクト間で変数を共有でき、環境変数をプロジェクトごとに再構成する必要がなくなります。Travis CI では便利な変数が利用できますが、組織全体での環境変数の共有は現在サポートされていません。CircleCI は、環境変数を保護および共有するためのコンテキストと、データを保持したりジョブ間でデータを移動したりするためのワークスペースを提供します。

プレミアム サポート (カスタム SLA、サクセス チーム)

CircleCI を初めて使用する場合でも、継続的インテグレーション & デリバリーを継続して採用している場合でも、チームの成功に必要なリソースを手に入れることができます。CI プロバイダーを選択するときには、チームの成長に合わせて柔軟に利用できるかどうかがポイントとなります。さらに CircleCI では、稼働状況についてのリアルタイムの最新情報、チケットベースのグローバル サポート、無料コミュニティ「CircleCI Discuss」でのサポートをすべてのお客様が利用できます。


主なお客様
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