Orb の作成の概要
クイックスタート
Orb とは、 再利用可能な設定をパッケージとしてまとめたものです。 Orb は Orb レジストリにパブリッシュしたり、複数の設定ファイルにインポートすることができます。 類似した複数のプロジェクトを管理する場合に、Orb を使って設定を抽象化してみましょう。
Orb の作成を始める前に、まず CircleCI の設定ファイルに関するページと、 パラメーター化された再利用可能な設定要素の作成に関するページの説明をよく理解することをお勧めします。
Orb は、以下の 3 つの要素で構成されます。
インライン Orb を使って練習してみましょう。 インライン Orb は 1 つの設定ファイル内で定義できるので、手早く簡単にテストできます。
はじめよう
Orb CLI
Orb の作成を始めるには、 パーソナルアクセストークンを使用して、ローカルマシンに CircleCI CLI をセットアップする必要があります。 CircleCI CLI のすべてのヘルプ コマンドは、 CircleCI CLI ヘルプで参照できます。
権限の一覧表
Orb CLI のコマンドは、VCS (バージョン管理システム) によって、ユーザーの権限レベルごとに異なる範囲が設定されています。 お客様は、お客様の組織のオーナーです。 別の組織がオーナーである名前空間向けに Orb を作成したり、パブリッシュするには、お客様の組織の管理者の支援が必要になる場合があります。
Orb コマンド | 権限の範囲 |
---|---|
circleci namespace create | オーナー |
circleci orb init | オーナー |
circleci orb create | オーナー |
circleci orb publish 開発バージョン | メンバー |
circleci orb publish 本番バージョン | オーナー |
名前空間の登録
CircleCI に登録している組織は、一意の 名前空間を 1 つ要求できます。 「組織」には、自分の個人用組織や自分がメンバーになっている組織が含まれます。 名前空間は各組織またはユーザーアカウントにつき 1 つに制限されているため、組織の名前空間を登録するには、自分が組織の_オーナー_になっている必要があります。
まだ名前空間を要求していない場合は、以下のコマンドを実行して要求できます。
circleci namespace create <name> --org-id <your-organization-id>
注: 組織 ID の見つけ方については、 CircleCI Web アプリの概要のページをご覧ください。
次のステップ
- Orb の作成について解説した Orb の作成プロセス ガイドに進んでください。
- または、 Orb のコンセプトのページで詳細をご確認下さい。