CircleCI Server プラン
このドキュメントでは、開発者の皆様にご利用いただいける Server プランについてご案内します。
Server プラン
CircleCI Server は、コンプライアンスやセキュリティ上のニーズからファイアウォール内やプライベートクラウド、データセンターでの運用が求められる企業向けのオンプレミス型 CI/CD プラットフォームです。 詳細については Server documentationをご覧ください。
Server プランにはカスタムクレジットオプションがあり、CircleCI のすべてのリソースクラスでお客様のビルド設定や実行環境に応じて1ヶ月単位でご利用いただけます。
Server プランでは、他のプランに加えて下記のようなアップブレード機能をご利用いただけます。
ユーザーシート数のカスタマイズ
必要に応じてアクティブユーザー数をカスタマイズすることが可能です。
ストレージ保存期間のカスタマイズ
CircleCI Web アプリでは、アーティファクト、ワークスペース、キャッシュプロジェクトのストレージ保存期間のカスタマイズが可能です。 これにより、それぞれのオブジェクトタイプの保存方法をお客様のプロジェクトに最適な方法に設定することができます。 ストレージ保存期間を短くすると、月々のコストを下げることができます。
サポートオプションの追加
拡張版の SLA、アカウントチーム、トレーニングおよびオンボーディングオプションによるすべての追加サポートをサポートパッケージのアドオンにより拡張することが可能です。 Server プランでは、 コミュニティフォーラム、 サポートポータル、および チケットベースのグローバルサポート もご利用いただけます。
CircleCI の機能
上記のアップグレード機能に加え、Server プランでは下記の機能もご利用いただけます。 クレジット数、含まれるリソースクラス、主要機能、サポートについての詳細は 料金設定 のページを参照してください。 CPU、メモリ、ネットワークとストレージ、および実行環境におけるコンピューティングタイプのクレジットの使用量の詳細については リソースクラスの機能のページを参照してください。 以下の機能はすべてのプランでご利用いただけます。
プライベート Orb
CircleCI Orb は、共有可能な設定パッケージであり、組織全体で様々なチームが使用できるプライベートで標準化された設定を作成していだけます。 チームやグループ間で安全に共有できるプライベート Orb を、数に制限なくご利用いただけます。
プライベート Orb に関する詳細は、 Orbの概要 をご覧ください。
同時実行
同時実行は、ワークフローにおいて複数のテストを同時に実行できる機能です。 この強力な機能により、ビルド時間を削減し、フィードバックサイクルを短縮することができます。
セルフホストランナー
CircleCI ランナーにより、お客様のインフラを使用してジョブを実行できるため、お客様の環境をより詳細に制御することができ、さまざまなアーキテクチャでのビルドとテストを柔軟に行うことができます。
CircleCI ランナーの使用方法の詳細については、 CircleCI ランナーの概要 を参照してください。
結果の不安定なテストの検出
ワークフローの失敗による平均消費時間は約 30 分です。 不安定なテストを検出することで、ビルドやワークフローにかかる時間を大幅に短縮できます。 失敗したテストや不安定なテストのトラブルシューティングに役立つ高度なインサイトをご利用いただけます。
不安定なテストの詳細については、 テストインサイト を参照してください。
Docker レイヤーキャッシュ
ワークフローで常に Docker イメージを使用する開発者にとって、 Docker イメージのビルドにかかる時間の短縮は考慮すべき重要な要素です。 Docker イメージのビルドがお客様のCI/CD プロセスにおける日常作業である場合、Docker レイヤーキャッシュ(DLC) の使用をご検討ください。 DLC により、ジョブの実行に使用する実際のコンテナには影響を与えずにジョブ内で作成されるイメージレイヤーが保存されます。 Docker のパフォーマンスを活用して迅速にビルドできるよう効率化機能が設計されています。
Docker レイヤーキャッシュの詳細は、 Docker レイヤーキャッシュの有効化 を参照してください。