本日、CircleCI は 10 周年を迎えることができました。 本記事では、この記念すべき節目に際してCEO Jim Rose から CircleCI 全スタッフに送った 10 周年祝いのメールをご紹介いたします。 この 10 年間に CircleCI が組織一丸となって成し遂げた成果、そして次の 10 年間に成し遂げようとしている成果についてまとめた内容となっていますので、ぜひご覧ください。
宛先: 全 CircleCI スタッフ
送信者: Jim
件名: CircleCI 10 周年のお祝いと今後に向けて
日付: 2021 年 9 月 28 日
みなさん
先日は、September Call Hands に参加いただきありがとうございました。 明日、CircleCI の記念すべきマイルストーンを共有すれば、今月も終わりです。 その前に、将来のためにみなさんにお願いしたいことがあります。少しだけ時間をとって、すでに CircleCI を離れた方も含む CircleCI 全スタッフが 10 年間に成し遂げた功績を振り返りましょう。
CircleCI は、2011 年の創業当初から大きく変わりました。 CircleCI プラットフォームの利用者が 1,000 名に達したときには、みなでお祝いをしたものでした。それが今や、私たちは 200,000 を超えるチームのみなさまに必要とされるインフラストラクチャに成長しています。 また、2014 年には、将来に向けたシリーズ A の調達額が 600 万ドルを超えたとお祝いをしましたね。それから 7 年経った今では、CircleCI の総調達額は 3 億 1,550 万ドル に達し、評価額は 17 億ドルとなっています。
私たちのように 10 年間生き残ることができた企業は、そう多くありません。この成果は、存分にお祝いすべきものです。 しかし、創業当初において、成功は確約されたものではありませんでした (もちろん、これからもそうでしょう)。
11 年目、12 年目、そしてその先も成功し続けていくためには、何が必要か考えてみてください。
これまでの 10 年間と同じように、お客様の問題を解決できる手段を模索し続けましょう。 みなさんの尽力のかいあって、CircleCI は、世界中の一流開発チームの方々が抱えるニーズに対応できるまでに成長しました。 とは言え、これで終わりではありません。CircleCI の願いは、初めてビルドを行う開発者から熟練の DevOps チームに至るまで、あらゆるお客様に素晴らしいエクスペリエンスを届けることなのですから。
来年、そして今後 10 年間の CircleCI の成功の鍵は、みなさん一人ひとりが握っています。 未来に待っている大きなチャンスをモノにできるかどうかは、みなさんが個人として、チームとして、そして組織としてどのように取り組むかにかかっているのです。 みなさんにはそれぞれ CircleCI が必要としている理由があり、みなさんの取り組みが CircleCI を支えています。
“当事者意識をもって仕事に挑む”。それが、迅速に行動し成果をあげるうえで不可欠なマインドセットです。 CircleCI が今後も成長を続けるには、いろいろな実験を考えてみること、そして、そうした実験で得られた知見をどう活用できるかを考えることが大切です。 最終的なゴールは変わらないとしても、そこまでの道のりは変わる可能性があると認識してください。 変化と CircleCI は切っても切り離せない関係にあります。 変化こそ、私たちが提供しているものです。そして私たちは、変化し続ける組織です。 常にイテレーションし、実験し、失敗し、成功し、再挑戦し続けましょう。 大事なことは、瞬時に学ぶことができるかどうか、そして、スピーディに実験を繰り返すカルチャーを受け入れられるかどうかです。
ワクワクする未来へ、一緒に向かいましょう。
Jim