このイメージは、従来の CircleCI 製 OpenJDK イメージ circleci/openjdk
の後継となるものです。
cimg/openjdk
は、継続的インテグレーションでのビルドを想定して CircleCI が作成した Docker イメージです。 各タグには、特定のバージョンの OpenJDK、Java Development Kit、および CircleCI 環境でビルドを正常に完了させるために必要なバイナリとツールが含まれています。
このイメージは、CircleCI Docker
Executor と組み合わせて使用します。 以下に例を示します。
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jobs:
build:
docker:
- image: cimg/openjdk:23.0.1
steps:
- checkout
- run: java --version
上記の例では、この CircleCI 製 OpenJDK Docker イメージをプライマリ コンテナとして使用しています。 具体的に言うと、23.0.1
というタグで、バージョン v23.0.1 の OpenJDK を指定しています。 こうすることで、このジョブのステップ内で OpenJDK を使用できます。
このイメージには、AdoptOpenJDK により OpenJDK としてパッケージ化された Java プログラミング言語が含まれています。
このイメージのタグ付けのスキームは以下のとおりです。
cimg/openjdk:<openjdk-version>[-variant]
<openjdk-version>
- 使用する OpenJDK のバージョンを指定します。 完全なセマンティック バージョニング形式でポイント リリースを指定するか (11.0.2
など)、またはマイナー リリースを指定できます (11.0
など)。 マイナー リリースを指定した場合は、将来的に AdoptOpenJDK と Oracle からパッチ アップデートがリリースされた時点で、そのパッチ アップデートを参照することになります。 たとえば、タグ 11.0
は、執筆時点では OpenJDK v11.0.5 を参照しますが、次のリリースが発表された後は v11.0.6 を参照することになります。
[-variant]
- 利用可能な場合は、バリアント タグもオプションとして使用できます。 たとえば、cimg/openjdk:14.0-node
と指定すると、Node.js バリアントを使うことができます。
通常、バリアント イメージのベース ソフトウェアは元イメージと同一ですが、いくつかの変更が加えられています。
Node.js バリアントのベースは元の OpenJDK イメージと同一ですが、こちらでは Node.js もインストールされます。 このバリアントは、-node
を既存の cimg/openjdk
タグの末尾に追加することで使用できます。
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jobs:
build:
docker:
- image: cimg/openjdk:23.0.1-node
steps:
- checkout
- run: java --version
- run: node --version
ブラウザー バリアントのベースは元の OpenJDK イメージと同一ですが、こちらでは apt により Node.js、Selenium、ブラウザーの依存関係が事前インストールされます。 使用するには、-browser
を既存の cimg/openjdk
タグの末尾に追加します。 このバリアントは、CircleCI Browser-Tools Orb と組み合わせて使用する想定で設計されています。 この Orb を使用すると、任意のバージョンの Google Chrome と Firefox のいずれかまたは両方をビルドでインストールできます。 このイメージには、各ブラウザーおよびそのドライバーを使用するうえで必要なすべてのサポート対象ツールが含まれています。
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orbs:
browser-tools: circleci/browser-tools@1.1
jobs:
build:
docker:
- image: cimg/openjdk:1.14-browsers
steps:
- browser-tools/install-browser-tools
- checkout
- run: |
node --version
java --version
google-chrome --version