このイメージは、従来の CircleCI 製 PHP イメージ circleci/php
の後継となるものです。
cimg/php
は、継続的インテグレーションでのビルドを想定して CircleCI が作成した Docker イメージです。 各タグには、特定のバージョンの PHP 一式と Composer、および CircleCI 環境でビルドを正常に完了させるために必要なものがすべて含まれています。
このイメージは、CircleCI Docker
Executor と組み合わせて使用します。 以下に例を示します。
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jobs:
build:
docker:
- image: cimg/php:8.4.1
steps:
- checkout
- run: php --version
上記の例では、この CircleCI 製 PHP Docker イメージをプライマリ コンテナとして使用しています。 具体的に言うと、8.4.1
というタグで、バージョン v8.4.1 の PHP を指定しています。 こうすることで、このジョブのステップ内で PHP を使用できます。
このイメージには、PHP プログラミング言語と Composer、いくつかの一般的な PHP 拡張機能が含まれています。
このイメージのタグ付けのスキームは以下のとおりです。
cimg/php:<php-version>[-variant]
<php-version>
- 使用する PHP のバージョンを指定します。 完全なセマンティック バージョニング形式でポイント リリースを指定するか (7.3.11
など)、またはマイナー リリースを指定できます (7.3
など)。 マイナー リリースを指定した場合は、将来的に PHP チームからパッチ アップデートがリリースされた時点で、そのパッチ アップデートを参照することになります。 たとえば、タグ 7.3
は、執筆時点では PHP v7.3.11 を参照しますが、次のリリースが発表された後は v7.3.12 を参照することになります。
[-variant]
- 利用可能な場合は、バリアント タグもオプションとして使用できます。 たとえば、cimg/php:7.3-node
と指定すると、Node.js バリアントを使うことができます。
通常、バリアント イメージのベース ソフトウェアは元イメージと同一ですが、いくつかの変更が加えられています。
Node.js バリアントのベースは元の PHP イメージと同一ですが、こちらでは Node.js もインストールされます。 このバリアントは、-node
を既存の cimg/php
タグの末尾に追加することで使用できます。
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jobs:
build:
docker:
- image: cimg/php:8.4.1-node
steps:
- checkout
- run: php --version
- run: node --version
ブラウザー バリアントのベースは元の PHP イメージと同一ですが、こちらでは apt により Node.js、Java、Selenium、ブラウザーの依存関係が事前インストールされます。 使用するには、-browser
を既存の cimg/php
タグの末尾に追加します。 このバリアントは、CircleCI Browser-Tools Orb と組み合わせて使用する想定で設計されています。 この Orb を使用すると、任意のバージョンの Google Chrome と Firefox のいずれかまたは両方をビルドでインストールできます。 このイメージには、各ブラウザーおよびそのドライバーを使用するうえで必要なすべてのサポート対象ツールが含まれています。
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orbs:
browser-tools: circleci/browser-tools@1.1
jobs:
build:
docker:
- image: cimg/php:7.4.14-browsers
steps:
- browser-tools/install-browser-tools
- checkout
- run: |
php --version
node --version
java --version
google-chrome --version