CircleCI の android
マシン イメージには、CircleCI での Android アプリケーションのテストとデプロイに役立つツールが多数プリインストールされています。
このイメージには、CircleCI でのビルド実行に必要な最低限のツール (git
など) や、複数の Android API SDK、Native Development Kit (NDK)、コマンドラインツールなどが含まれています。
Android machine Executor と公開中の Android イメージは、Android Orb を利用することですぐに使用を開始できます。
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version: 2.1
orbs:
android: circleci/android@2.0.3
jobs:
build:
executor: android/android-machine
steps:
- checkout
workflows:
android-workflow:
jobs:
- build
上記の例では、Android の machine Executor とイメージへのアクセス方法を統一し簡単に利用できるように、Android Orb を使用しています。
Machine Executor でこのイメージを直接使用する場合は、次のように設定します。
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jobs:
build:
machine:
image: android:2024.07.1
steps:
- checkout
Android 12 (API Level 31) では、一部の Google API のシステムイメージが x86 に対応していないため、CircleCI および Google からそれらのイメージを入手することはできません。 x86
タグや x86_64
タグで、適宜調整してください。 例えば、 system-images;android-31;google_apis;x86_64
に対応する system-images;android-31;google_apis;x86
イメージはありません。
提供されている利用可能なパッケージの全リストを入手するには、sdkmanager --list
を実行します。
これは、ビルドでマトリックスを使用することでも実行できます。
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matrix:
parameters:
system-image:
- system-images;android-29;google_apis;x86
- system-images;android-30;google_apis;x86
- system-images;android-31;google_apis;x86_64
- system-images;android-32;google_apis;x86_64
また、API Level 29 と API Level 30 では、位置情報の利用許可の要求方法とその必要性が明確に異なります。 詳細については、 こちらを参照してください。
このイメージには、Ubuntu Linux オペレーティング システムと、CircleCI でのほとんどのビルドに必要なものがすべて含まれています。 その一部を以下に示します。
build-essential
パッケージ (コンパイル ツールを含む)このファミリーのイメージには、リリース日に基づく YYYYMM-DD 形式のタグが付けられます。