CircleCI の ubuntu
マシンイメージは、CircleCI のマシンパイプラインおよびリモート Docker インスタンス向けのデフォルトイメージであり、継続的インテグレーションに最適化されています。 このイメージは、Ubuntu 20.04 のスタンドアロン仮想マシンです。
イメージには、CircleCI でビルドを実行するときに必要な最低限のツール (git
など) や、CircleCI で大人気の便利なツール (Docker
など) が含まれています。
このイメージは、CircleCI machine
Executor と組み合わせて使用します。 たとえば下記のようにします。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
jobs:
build:
machine:
image: ubuntu-2204:2024.11.1
steps:
- checkout
# 任意の操作
- run: sudo apt-get update && sudo apt-get install -y cowsay
- run: cowsay Continuous Integration Rocks!
上記の例では、この CircleCI 製 Ubuntu イメージを仮想マシンイメージとして使用しています。 具体的に言うと、2024.11.1
というタグで、この日付のバージョンのベースイメージを指定しています。 タグの仕組みの詳細については、以下をご覧ください。
このイメージには、Ubuntu Linux オペレーティングシステムと、CircleCI でのほとんどのビルドに必要なものがすべて含まれています。 その一部を以下に示します。
build-essential
パッケージ (コンパイルツールを含む)このファミリーのイメージには、リリース日に基づくタグが付けられます。 タグのそれぞれが、イメージの収録内容が固定されたスナップショットに対応しています。 CI パイプラインの決定性が重要である場合には、これらのタグを使用してください。 タグの形式は YYYY.MM.X
であり、YYYY
には年を表す 4 桁の数字、MM
には月を表す 2 桁の数字、X
にはその月のリリース番号が入ります。 重大なパッチリリースが公開されている場合を除き、通常 X
の値は 1
になります。
また、current
タグも用意されています。このタグは、常にサポート対象リリースのうち最新のものを参照します。 つまり、このタグを使用すると、バージョンが更新されるたびに設定ファイルを手作業で更新する必要がなくなります。ただし、最新バージョンでは互換性を損なう変更が行われている可能性もありますので、ご注意ください。
過去のこのファミリーのイメージには、リリース日に基づいて YYYYMM-DD 形式のタグが付けられています。