Jira と CircleCI の接続
ここでは、Jira を CircleCI ビルドに接続する方法について説明します。 CircleCI Jira プラグインを使用すると、ジョブ ページから直接 Jira チケットを作成して、ジョブのステータスを基にタスクや修正を割り当てたり、ビルドのステータスを Jira に表示したりといったことが可能です。
メモ: CircleCI Jira プラグインは Jira 管理者のみがインストールできます。
インストール手順
- プロジェクトのジョブ ページで、右上にある歯車のアイコンをクリックして、プロジェクト設定を開きます。 [
Permissions (権限)
] の下の [Jira integration (Jira インテグレーション)
] をクリックします。 - Atlassian Marketplace にアクセスし、CircleCI Jira プラグインを入手します。
- プラグインをインストールし、プロンプトに従ってセットアップします。
- CircleCI の [Jira Integration (Jira インテグレーション)] 設定ページに戻り、生成されたトークンを追加します。
ジョブ ページで Jira チケットを作成する
インテグレーションを追加し、ジョブの詳細ページに移動すると、Jira アイコンが有効化されています。
Jira アイコンをクリックし、以下を指定します。
- プロジェクト名
- 課題のタイプ
- 課題の概要
- 説明
メモ: 現在、Jira プラグインはデフォルトのフィールドのみをサポートしています。
以上の手順で、ジョブ出力ページからすばやくチケットを作成できます。
Jira でビルドとデプロイのステータスを表示する
CircleCI Orb を使用すると、Jira でビルドとデプロイのステータスを確認できるようになります。 そのプロセスは以下のとおりです。
- 前述の手順に従って Jira と CircleCI を接続します。
-
.circleci/config.yml
ファイルの上部で、バージョン2.1
が使用されていることを確認します。 - パイプラインを有効化していない場合は、[Project Settings (プロジェクト設定)] -> [Build Settings (ビルド設定)] -> [Advanced Settings (詳細設定)] の順に選択して有効化します。
- ビルド情報を取得する API トークンを入手するために、[Project Settings (プロジェクト設定)] -> [Permissions (権限)] -> [API Permissions (API 権限)] の順に移動します。[Scope: all (範囲: すべて)] を選択してトークンを作成したら、 そのトークンをコピーします。
- インテグレーションを許可してキーを使用するには、[Project Settings (プロジェクト設定)] -> [Build Settings (ビルド設定)] -> [Environment Variables (環境変数)] の順に選択して、CIRCLE_TOKEN という変数と作成したトークンの値を追加します。
- Orb スタンザを追加し、Jira Orb を呼び出します。
- ステップで Jira Orb を使用します。
Jira Orb を使用したシンプルな config.yml
の例を以下に示します。
jobs:
build:
docker:
- image: 'circleci/node:10'
steps:
- run: echo "hello"
orbs:
jira: circleci/jira@1.0.5
version: 2.1
workflows:
build:
jobs:
- build:
post-steps:
- jira/notify