2020 年 4 月の製品アップデート
CircleCI、シリーズ E で 1 億ドルの資金を調達
CircleCI は、シリーズ E の資金調達ラウンドで 1 億ドルを調達しました。今回の資金調達ラウンドでは、IVP の Cack Wilhelm 氏を CircleCI の取締役会に迎えることになりました。CircleCI がこの資金を活用し、ビジネス、プラットフォーム、およびビジョンにどのように投資していくかについて、CircleCI の CEO の Jim Rose が詳しい内容を発表していますのでご覧ください。
マトリックスジョブが利用可能に
マトリックスジョブを使用すると、わずか数行のコードで、複数のオペレーティングシステムや依存関係のあるバージョンなどを組み合わせたテストやビルドを行うジョブを作成できます。詳細については、CircleCI のチュートリアルやドキュメントを参照してください。
API v2の新しいInsightsエンドポイント
新しいinsightsエンドポイントを利用しワークフローのステータス、実行時間、クレジット消費データを可視化しCircleCIの価値を最大限に発揮しましょう。こちらのアナウンスをチェックして最新のエンドポイントや独自のダッシュボードを作成する方法のヒントについて学ぶことができます。
新しい UI の改善
この数週間にわたって、CircleCI のチームは新しい UI にいくつもの改善を加えています。改善された内容には、スクロールせずに表示するレイアウトを変更し Web フォントを読み込むまでの時間(First Meaningful Paint Time と呼ばれます)を 1.96 秒に短縮する変更が含まれています。これは、古い UI から 2 倍高速化されています。新しい UI にオプトインして、ご意見をここからお寄せください。なお、前回のニュースレターでは4月15日から旧UIを利用できなくなると告知いたしましたが、一旦予定は延期となり、現状ではいつでも旧UI に戻すことができます。
アーティファクト削除ポリシーとリダイレクトの変更
2020年4月30日より、30日以上経過したビルドアーティファクトの自動削除を開始いたします。これは、キャッシュ、ワークスペース、ログなどの他のCircleCI出力データには影響いたしません。また、アーティファクトホスティングのパフォーマンスを向上させるために、HTML以外のビルドアーティファクトを有効期間の短い署名済みのクラウドストレージにリダイレクトいたします。詳細はこちらをご覧ください。
macOSユーザーのための定期メンテナンス
2020年4月26日(日)01:00~05:00(UTC)の間 (2020年4月26日(日)10:00~14:00 JST)に、macOSユーザーに影響を与える可能性のある定期的なネットワークメンテナンスを実施いたします。この間、ネットワークの中断が発生するため、macOSのジョブが遅延や失敗する期間が発生することが予想されます。この期間中にジョブを開始しても実行されない、または終了しない場合は、メンテナンス期間が完了した時点で再実行してください。全体的にビルドが少ない時間帯ではありますが、お客様にはご迷惑をおかけする可能性があることを事前にお詫び申し上げます。
新しい CircleCI Academy のトレーニングコース
無料でご利用いただける開発者向けの学習プラットフォーム CircleCI Academy に 2 つの新しいトレーニングコースが追加されました。トレーニングコースを活用して、CircleCI に関するスキルを次のレベルに引き上げてください。
- ビルド → テスト → デプロイ:このコースでは、さまざまなフレームワーク、ツール、および言語を使用したビルド・テスト・デプロイのシナリオに関する概念について説明します。最初のレッスンでは、VCS インテグレーション、自動テストフレームワーク、ワークフローなどについて説明します。
- 移行: このコースでは、プロジェクトをさまざまな CI/CD ソリューションから CircleCI に移行する方法を学びます。このシリーズの最初のレッスンでは、Jenkins から CircleCI への移行を中心に説明します。
Jenkinsfileコンバータを試してみませんか?
私たちのチームではお客様のプロジェクトを我々のプラットフォームに簡単に移行できるように、Jenkinsfileのコンバータに取り組んでいます。このコンバータは宣言型(パイプライン)構文のJenkinsfileのみを対象としており、フィードバックをお待ちしています。アーリーアクセスをご希望の方はこちらからサインアップしてください。