セットアップ ワークフローによる動的なコンフィグ定義
What’s New
セットアップ ワークフローのプレビュー版が公開されました。セットアップ ワークフローを有効にする方法についてはこちらの Discuss Post (原文 日本語参考訳) をご覧ください。
セットアップ ワークフローによって、 CircleCI のパイプラインのパラメータや構成を CircleCI 上で生成することができます。これにより、元のパイプラインに付加するかたちで、動的に構成したパラメータ・構成に基づくパイプラインを実行することができます。セットアップ ワークフローは既存のワークフロー・ジョブに準じた方法で定義できるため、セットアップ ワークフローの内部で Orbs を使用することも可能です。 orbs の有効活用により、より多くのコンフィグ動的生成のシナリオをパッケージ化することが可能です。
セットアップ ワークフローの特筆すべき使用例はパス フィルタリングです。パス フィルタリングにより、ファイル変更の有無に応じてワークフローの動作可否を決定することができます (このときファイル変更有無の検出には Git コマンドを軸に使用したスクリプトが使われます)。この機能は特にモノレポ構成となっているプロジェクトでのビルド プロセスの最適化に効果を発揮します。パス フィルタリングの実装は CircleCI 公式の orb により簡略化することができます。